RDいろいろ事典

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注)文中の(→)はその言葉についても調べる事が出来ます。
あ行
RD(アールディ)
伊藤史朗
インターカラー
H2(エッチツー)

か行
ガソリンタンクキャップ
キャブレター
キャリパー
ケニーロバーツ
ゴムキャップ
コンペティションイエロー

さ行
セッティング
スロットル

た行
タイヤ
大八ホイール
楽しい乗り方?
チャンバー
長期保管
デイトナスペシャル
電話帳

は行
ピストン
ヒューズ
フォーク
プラグ
プラモデル
ポイント

ま行
マフラー

ら行
リアサス
リードバルブ

わ行
ワイズギア
RD(アールディ)
このRDの名の由来は、ヤマハ内の排気量別コード名から来ている。
Rはレーサー、Dは250ccを意味する。
代表的な車種はRD56(250cc空冷2気筒ディスクバルブ-1962)
例としてDT1(250のトレールで一番最初)
YA1(ヤマハ125ccで一番最初)など。
また、市販のRDシリーズは60年代のヤマハワークスレーサーRD56などのレプリカイメージとして、その名を受け継いだ元祖レーサーレプリカである。
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伊藤史朗
60年代ヤマハワークスレーサーRD56を駆り、『天才』と呼ばれた男がいた。
16歳で第一回浅間火山レース、ライト級(250cc)優勝。その後次々に優勝を飾りヤマハワークスに入る。
彼、伊藤史郎(いとうふみお=シローの愛称の方が通っていた)は華やかな栄光の頂点に立ち、そして転落した男。
『日本のために走ったのに』彼は日本から逃げざるを得なかった。
それから20年が過ぎ『謎』を秘めたままのヒーローの姿を筆者がドキュメントする!
(汚れた英雄のモデルになった実在の人物!!!)

著者:小林 信也 CBSソニー出版
ISBN4-7897-0186-7 c0093 980E

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インターカラー
濃い黄色(コンペティションイエロー)(→)に白と黒のストロボライン、この組み合わせがインターカラーだ。これはアメリカヤマハのワークスカラーで、70年代後半ケニーロバーツ(→)の活躍とともにビビッドなカラーリングが評判になった。90年代後半にはヤマハがこれをまたイメージカラーにしてアイテムやグッズを出していることから、未だに人気の衰えないカラーである。
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H2
ヤマハの電話帳(→)を見ると、たまにH2という表記がある。これはその部品が在庫のみになっていて、無くなり次第欠品になるという意味を持つ。できれば見たく無い文字だ。
RDに関する部品も、このH2がいくつか見られる(というか、H2以前に欠品状態)
これを見たら早めに部品を注文しておこう。たとえ現在必要のない部品でも、後になって部品が無くて困ることがないように。
大概はこの表記を見つけて慌てて注文しても既に欠品の事が多々ある。
単に嫌がらせか?とも思える事がしばしば・・
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ガソリンタンクキャップ
現在、タンクキャップは品番変更となっていてXS1100HSの物になっていますが造りは全く同じです。
部品番号は4R0-24602-01です。値段は¥4620(2000年4月現在)
笑っちゃうことに、キャップの裏側からキーシリンダーをはずし(ネジ2本)元のキャップから同様にシリンダーを移植すれば、キーは1本のまま、ピカピカのキャップになります。
また、ワイズギア(→)からSR用として同じ物が販売されています。値段は¥4800(99年4月現在)
さらに、恐ろしい事にマイナスドライバー1本でキーが無くてもキャップをあける事が出来ますが、ここでは言えません(笑)

キャップ裏側のゴムのガスケットについて

2M0-24641-00
↑ガスケットのみ入手可能です。(2002年11月)
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キャブレター
RDのキャブレターはミクニ製のVM28SS型である。
オーソドックスなこのキャブは角タンクまでは「1A1」最終型は「3M3」の刻印が目印である。
以下は400の場合の主な仕様。
パイロットジェットは角タンクまでは「#30.0」最終型は「#22.5」
メインジェットは角タンクまでは「#115」最終型は「#190」
カットアウェイは角タンクまでは「#2.5」最終型は「#2.0」
メインノズルも角タンクまでと最終型とでは違いがある。

 細かい点では、純正部品流用改造として、初期型RZのキャブのキャップが使える。
キャップとワイヤーをRZ初期型の物を使い、アクセルワイヤー1とオイルポンプワイヤーはRDの物を使う。
ワイヤーが分岐するシリンダーを分解して元のキャブ用のワイヤーとキャップををRZの物と交換すればOK。
これのメリットはRZの物がワイヤーのラインがナナメになっていて、アクセルが引っ掛からない、という点だ。
案外効果的なのよ、コレが。

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キャリパー
RD250/400(最終型)のフロントブレーキキャリパーの他機種との互換性について

最終デイトナのキャリパーが手に入らない場合、SR400SP/500SPのFキャリパーが、そのままボルトオンで付きます。
効き具合はRDと変わりません(時代が時代だからか?)。

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ケニーロバーツ
偉大なレーサー、ケニーロバーツ。
その栄光により『キングケニー』と呼ばれる。
###だれかもっと良いコメントください。(泣き)
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ゴムキャップ
キャリパーのブリーダーボルトに被さっているゴムのキャップ、アレって腐食してヒビ割れたり、いつの間にか無くなっていたり・・
PLを見るとボルトとのアッセンブリーなのでボルトまで買うハメに。
 でもご安心を!
角タンクRDのキャリパは、ゴムキャップが独立品番です。
306-25825-01です。値段は140円(1個:2001年現在)
(情報提供者:chujoさん)
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コンペティションイエロー
通称「インターカラー」と言われている70年代〜80年代初頭のUSヤマハのイメージカラーのこと。
濃い黄色でやや山吹色がかっている。
ヤマハのカラーコードは#26
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セッティング
キャブそのものを変えるとハマるので、ノーマルがお勧めですよ。
長い間乗っていると、ニードルが磨り減るのでチェックしてください。
又、全開域でおかしい時は一度メインノズルを外して点検してください。
セッティングは一言、”慣れ”ですが、一番わかりやすいのは、高速に入って、トップ3000rpm以下からスロットルをじわーっと開けて行き、音で判断する方法です。判断は”コーン”と乾いた音がすればOK.
薄い時は”もあー”という感じでつながらず、濃いと”ばばば”という感じでつっかえます。
この方法で慣れてくれば、各回転毎に左右のシリンダの燃え具合の違いを見極めることが出来ます。
(by-Keiさん)
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スロットル
RDのスロットルは、よく見ないと気付かないがスパイラル状になっている。
なのでアクセルをひねるほどググッと加速するようになっているのだ!
コレに気付かずにSRやXS系のスロットルに交換してしまうと加速がヘンな感じになるので注意!
つまり、アクセルワイヤーのタイコを外す時は慎重にやって、タイコを挟む部分を割らないよーに!
最近はこのパーツも入手しづらいので!(2002年)
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大八ホイール
70年代後半、市販車初のキャストホイールで、大八キャストとも呼ばれる。当時のヤマハ車のほとんどに付けられた。RDには最終型がこのホイールだ。
安全性のためかなり頑丈に作ってあり、重い(笑)それとそのデザインゆえに当時から評判はよくなかった。でも、今となってはこっちの方が新鮮に見えるのだから人間なんていい加減なもんだ。
このホイールに付いているディスクブレーキ(→)も効かないので評判がイマイチ。 さらに、RDにはチューブ入りのタイヤなのにSRやXSなどではチューブレスタイヤが付いていた。試しにチューブレスのラジアルタイヤを入れてみたが、通常走行では何の問題もない。
##本当は7本キャストなんだけどね(笑)
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タイヤ(大八車キャスト)のチョイス
Fタイヤ:MICHELIN---- A39  90/90−18
Rタイヤ:MICHELIN---- M39 110/90−18
もともとはイタリーなどの小排気量スポーツ車用らしいです。もちろんチューブレスタイヤなので、RDの場合チューブが入れてあります。
これだけ細い18インチ・ホイールでは、通常は露骨にクラシカルなタイヤしかなくて、「デイトナの名が泣くぜ」といつも思っていたので、このタイヤの結構スポーティなパターンとグリップには、喜びを禁じ得ませんでした。ミシュラン、というのももちろん嬉しいし。
(情報提供者:吉田@川崎ナンバーデイトナさん)

最近はダンロップから『TT100GP』がリニューアルで発売されましたね。使用感はかなりグッドです。(あつし)

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楽しい乗り方?
その昔遊んでいた遊びを紹介します 。2ストロークのバイクならみんな出来ると思います 。
まずオイルポンプのワイヤーをひっぱって引っかけておきます。
そのまま3分ぐらいそーっと走ります 。そしてワイヤーを元に戻します。
その後は アクセル全開 あなたのバイクの最高の加速をためしてちょうだい 。
あーら不思議 後ろが見えなくなります(真っ白で)
こんな馬鹿ばっかりしていました(最近の2ストロークって煙出なさすぎるよねー)
(情報提供者:原 洋司さん)
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チャンバー
チャンバーについて現在いくつか販売されています。
ひとつは"ルーニー"¥50,000(tel:0722-77-1950)のRD250のスポーク仕様とキャスト仕様です。
もう一つは埼玉県の川口市にある"KP"(tel:048-284-3616)というお店です。
そして次は、ダンガーニのチャンバー¥40,000(ラウドドライブ Tel:03-5469-0770 東京都 渋谷区 東3-15-7 鶴間ビル1F)
それから、上野のコーリンのパーツ館でイタリアのタロッティというメーカーから出ていましたが現在も販売しているかは不明です。
他にファクトリーパイプ製チャンバーがあります。
あまりシビアなキャブチューニングを必要とせずその割にパワー&トルクが上がります。欲しい方はメールをください。(情報提供者:あつし)

野口でチャンバー制作をしていたフクイさんという人が、今は独立して、神奈川県大和市で単品のチャンバー制作をしています。
完全な野口チャンバーの復刻品も作ってくれるようです(サイレンサ一体の奴)。
RDオーナーズクラブの新関さん、田中さん、中條さんのマシンも、ここのチャンバーを入れて、格段に良くなったそうです。
お金に余裕があれば作ってもらうのもいいかも。(情報提供者:chujoさん)
『フクイレーシングプロダクト』神奈川県大和市下和田1134-1 TEL:0462-68-4639
その他、スコードロン湘南でもワンオフで作ってくれるそうです。値段は不明。

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長期保管
長期保管のときは、コックからホースを抜いておくと良いよ。コックからは出口が2ヵ所あるけれど、手前の一カ所だけを抜いておきます。
そのままだと、ガソリンがポタポタ出てくるから、同じ径のガソリンホースを買って、5センチ位に切って、片方にボルト等で栓をします。
これでコックの出口をふさいでおくと、次にエンジンをかける時には嘘のように始動性が良くなります。 (情報提供者:Y-SAGOさん)
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デイトナスペシャル
ややクリームがかったパールホワイトに赤のライン、その両脇を細い濃紺のラインでデザインされた、いわゆるヤマハワークスカラーのRDがデイトナスペシャルだ。
正式名称はRD400F DAYTONA SPECIAL
1979年から80年にかけてのたった1年間のみ生産された。
国内最終型との違いは色だけではなく、エンジンの点火方式がポイント点火(→)で排ガス規制のためのブローバイガス還元装置が付いていた。これは後のYPVS(→)の原型となった物である。他にも強制開閉式のキャブが付いており、スロットルバルブのカッタウェイは4.0(!!)ジェット類の番号も国内の物とは違い、圧縮比も高く、かなりピーキーな仕様である。輸出専用なのでメーターの表示はもちろんマイル表示だ。(マイル換算はキロに対して約1.6倍)
このデイトナは海外では相当に人気を博し現在でもマニアの間ではコレクターズアイテムになっているため、高値で取り引きされている。
そして、ヤマハ最後の空冷2ストロークツインマシンでもある。
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電話帳
通称、電話帳と呼ばれているのが『純正部品希望小売価格表』だ。
毎年4月に発行される。最近の価格は1000円。
これにはヤマハ車のパーツナンバーが、ぎっしりと書き込まれている。

機種コードから目当てのバイクの部品を探して値段を調べたり、共通部品の有無を調べたり、はたまた輸出専用車の部品を手に入れるために・・などなど使い道はいろいろ。
ずーっと読んでいると、ただの数字の並びがある一定の規則によって書かれているのが分かってくる。
慣れてくればその数字を見ただけで部品の材質や色、ネジならば太さや長さまでが分かってしまうのである。
そこまで行けば、あなたはもう十分に電話帳オタクだ。
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ピストン
ワイセコピストン、PRO-Xピストン(ピストン・リング・ピン・クリップ)共に海外のショップのHPからオンラインで購入できます。
RD専用のはワイセコのみ。PLO-XはRZ350R用を改造して使用します。リンクページからどうぞ!
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ヒューズ
RDの電気系統全部が経年劣化で古くなってっきている。
特にヒューズはホルダーの部分が折れやすくなっているので要注意。
また、見た目や触った程度ではなんとも無くても、抵抗の大きくなっている物が多い。
この際だから新しいブレードタイプの物に交換することをおすすめする。
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フォーク
RDのフロントフォークの太さは初期型〜角タンクまでが34mmで、
最終型が35mmになっている。250/400共通だ。
角タンク←→最終型でフォークを交換する場合、三つ又も交換しなければならないので注意しよう。
余談ながら、SRのフォークも35mmだが、アウターチューブの幅がRDの物より広く そのままではハブが入らなくなってしまうので注意。
さらにアクスルシャフトの太さが角タンクと同じだが、最終型の方が細いので、非常に厄介な事になる。 この場合も三つ又ごと交換だが、SRのソレはRDと大して変わらないどころか、振動対策で太く重くなっているのである。
手軽に流用するなら、RZR(1AR--1XGまでの18インチ)のが三つ又ごとポン付けです。
もっと言うならフォークスパンがRDと同じなので三つ又だけRZRの物に交換すれば強度アップ???
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プラグ
ノーマルが古くなっていればスプリットファイヤーの『ツインコア・シリコンプラグコード』(一本2800円から)は効果あると思いますが、プラグキャップの抵抗値が変わると、2次電圧が立ち上がる前に火がとんでしまい、結果、火が弱くなると聞いたことがありますので、キャップはノーマルが手堅いかも。
ちなみにノロジー社の『ホットワイヤー』(一本7500円から)は効果ありますが、点火時期を思い切り遅らし、ジェットをあげる必要がありました。

サインハウス(スプリットファイヤー)Phone:0120-17-3184
サン自動車(ノロジーコード)Phone:03-3708-3333
(情報提供者:Keiさん)

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プラモデル
60年代のヤマハワークスレーサーRD56(→)のプラモデルが売られています。
イタリアのプロター社から発売されていて、値段は3,800千円です。
仕上がりはあまりイイとは言えませんが前後のサスがひょこひょこ動いたりして結構愛敬はあります。
模型専門店などに行かないと入手するのは難しいとは思いますがヒマとお金のある人はゲットすべし!
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ポイント
ポイントから火が飛ばない場合、当然ですが、まず断線の点検。灯火系と点火系は別系統のはずです。
次は、ローターのマークをTマークの手前の刻印に合わせ(Fマークかな?)、ポイントのギャップをゆっくり開くと火花の散る場所があるはずです。(ポイントの面の間です。)
それでもだめなら、ポイント面の汚れ(サンドペーパーで磨く)、摩耗(交換)、イグニッションコイル自体の不良です。(情報提供者:小針 聡さん)

テスターで抵抗測定か導通モードでポイント回りの配線の断線 を点検します。
点火時のポイントのギャップ調整はポイントが開くときに点火するので、テスターの導通モードで、ポイントの一片ともう一片をワニ口クリップではさみ、ゆっくりローターを回して、ポイントが開くとき(導通が有る状態になった瞬間)が点火時期です。 それと、ギャップ調整はカムが最大にポイントの一片を押し上げてる状態を計測して、何MMかわすれたけど、調節します。
ポイントの各合面はコピー用紙のような上質紙をポイントが閉じてる状態ではさ み、すすすーーと抜くと 汚れが落ちます。
合い面に油脂がつくと火は飛びません。 イグニッションコイルも、確かテスターで良否がつくとおもいますがあと、コンデンサーですが、たまにいってる時があるので、それを検査するには、テスターの抵抗計測モードで、コンデンサーの抵抗を計ると徐々に抵抗値があがってきます。そうだとコンデンサーはオッケーです。
ポイントキット海外で安いものがあります。 国内でも探せばミツビシ製のものがあるはずです。
それと、カムにはカムグリースをお忘れなく。 (情報提供者:ともきちさん)

上の項目に対する追加情報:

点火時期おくらすのは簡単ですよ。一つは某モトメンテナンス(某になってない)誌にのっていた、プラグ穴にマイクロインディケーターを差し込んでTDCから準方向に回して長さを測定して、する方法と、やまかんによる方法があります。
最初の方法は当たり前の点火時期に調整(BTDC20度ダッケ?)してから、左右を同じミリ数遅くします。
あーーーー文で説明するのは難しいっす。要は点火時期を遅らせるのは、カム山をのぼりつつ、ポイントが開くのを 遅らせるため、ポイントのベース部を少し動かしてやるのです。簡単ですよ。物は試し。
点火時期を早くするぶんは弊害があるけど、遅くするのは、パワーが落ちるだけだから、大丈夫っす。(情報提供者:ともきちさん)

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マフラー
ノーマルマフラーはメッキのストレートで左右に振り分けられている。SRと間違えられてしまうようだが、当時ではそれが普通だった。逆に現在では新鮮ですらある。
最終型のそれは初期型のよりも40ミリほど長く、消音効果を計算されているが、中のバッフルは角タンク(→)までの物の倍近い長さであることは意外に知られていない。
ノーマルマフラーでの250と400の見分け方は、250がエキパイとマフラーのジョイント部分がねじ込み式なのに対し、400はゴムのブッシュになっている。その他、エキパイの太さで見分けることができるが、それで分かるのはかなりなオタクである証拠だ(笑)

ちなみに最終型のエキパイはホントに微妙ではあるが、排気口からジョイント部までの間に2、3ミリ太くなっている(テーパー状に加工してある)のだ。

当時の開発者の少しでもパワーを出そうという情熱がうかがえる。(感涙)
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リアサス
カヤバ、コニなどから専用のものが販売されています。いずれも価格は2万8千円から3万2千円くらい。雑誌などの広告でパーツ量販店などから入手できます。

また、個人輸入でプログレッシブサスペンションのRD用リアサスを手に入れることも可能です。
アメリカのホワイトブラザースなどからカタログを入手し、FAXで希望の商品、クレジットカードの番号、サインなどを記入して送れば、早ければ一週間以内に手に届きます。
このサスのイイ所は注文する段階でスプリングの種類をスタンダードとハード、ブラックとメッキの組み合わせを自分でできることです。
僕はスタンダードのブラックを買いました。(よく見ると各部の造りが雑なのは、ヤンキーのやることですからガマンしました、笑)
価格は、サス本体が$100、スプリングが$54、送料が約6000円(2、3ヵ月待ってもイイのなら船便で半額くらい?)。
トータルは2万6千円くらいでカヤバのサスを買うのと大して変わらなくなってしまいますが、スタイル的にはカヤバより全然カッコイイです。
また、ほかに欲しいものを一緒に注文すれば、そのぶん一個単位の送料は安くなると思います。(何種類か買っても一度なら送料は大して変わらないので)

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リードバルブ
RDのリードバルブは現在では小さいと言われる。なんせ50ccバイクと同じ大きさなのだ。それでも70年代当時、ロードスポーツバイクに取り入れられたのはRDが初めてであり(市販車初はオフのDT250)それまでのキャブレターへの吹き返しが少なくなり低速からスムーズに吹け上がりトルクもアップした。
バイクの調子が悪い時にちゃんとここもチェックしよう。たまにバルブの隙間が規定値より開いていたりする。また、社外品の樹脂製やカーボン製のリードバルブもあるが(ボイセン→・カーボンテック→)寿命が短いのでマメにチェックするべし。
どうしても大きい物を付けたい場合にはRZ350Rのリードバルブがあるが、シリンダーを削りデブコンで盛って加工しなければならない。

TZR50用の社外品ガーボンバルブがそのまま流用可能です。(爆)
by:故 小林@互型さん
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ワイズギア
ヤマハのメーカーオリジナルとしてのカスタムパーツや復刻版のパーツなどを販売する会社。
RDに関しては最終型のサービスマニュアルとパーツリストが出ている。値段はそれぞれ5000円と3500円
もちろんHPもある
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